【赤いタンバリン/BLANKEY JET CITY】歌詞の意味を考察、解釈する。

ブランキーの名曲『赤いタンバリン』。

私は以前、コピーバンドで練習したことがある一曲です。
特にギターの演奏が非常にカッコいいと感じました。

この曲に対して新たな洞察を得て、本当に感銘を受けました。

正直なところ、私はあまり歌詞に深くこだわらず音楽を楽しむ傾向があります。
特にブランキーや他のロックバンドは、単語の意味よりも音の響きに重点を置いているように思えました。

しかし、2021年の終わりに知った事実があります。

この曲は、ボーカルの浅井健一が娘さんが生まれた際に作ったものだと言われています。

つまり、「赤いタンバリン」という表現は、赤ちゃんの心臓の鼓動を指していたのです。

この事実に触れて、私は本当に感動しましたし、曲の捉え方が180度変わりました。

赤ちゃんの心臓の鼓動をタンバリンと表現するなんて、考えもしませんでした。

「赤いタンバリン 欠落した俺の感性に響くぜ」という歌詞には、明らかに父親の心情が込められています。

「流れ星一個盗んで、目の前に差し出した時の顔が見たい」という部分も、ブランキーらしい豊かな想像力を感じます。

歌詞の世界観が本当に素晴らしいと感じます。
同じ親として、ベンジーが愛を肯定するメッセージが心に響きます。

また、ライブ映像で、ドラマーの中村達也が手でドラムを3回叩く瞬間があります。

これは曲が始まるカウントではなく、おそらく生命の鼓動を表現しているのだろうと思います。

このように考えると、本当に感動的です。

歌詞全文

あの娘のことが 好きなのは
赤いタンバリンを上手に撃つから
流れ星一個盗んで
目の前に差し出した時の顔が見たい

Oh 愛という言葉に火をつけて 燃えあがらす
いくらか未来が好きになる

赤いタンバリン 赤いタンバリン

欠落した俺の感性に響くぜ
そんなに美人なわけじゃないが
腰と肘とハートでかろやかに撃ちふるう

Oh 愛という言葉に火をつけて燃えあがらす
いくらか未来が好きになる
Oh I want youbaby 人は愛しあうために
生きてるっていう噂 本当かもしれないぜ

赤いタンバリン 赤いタンバリン 赤いタンバリン
Ah- No No No

Oh I love youbaby 赤いタンバリンに火をつける
そいつで世界を救うために

夕暮れ時って哀しいな
オレンジジュースとミルクまぜながらつぶやいた
彼女のことが好きなのは
赤いタンバリンを上手に撃つから

Oh 愛という言葉に火をつけて燃えあがらす
いくらか未来が好きになる
Oh I want youbaby 人は愛しあうために
生きてるっていう噂 本当かもしれないぜ

赤いタンバリン 赤いタンバリン 赤いタンバリン

Oh 愛という言葉に火をつけて 燃えあがらす
いくらか未来が好きになる
Oh I want youbaby 人は愛しあうために
生きてるっていう噂 本当かも Wao Wao Wao…