【ポケットの中/くるり】歌詞の意味を考察、解釈する。

『ポケットの中』は、くるり独特の応援歌だと感じました。
頑張る君の努力に寄り添い、見守っているというメッセージが込められています。
自分では気づかない、君の苦しみや優しさも、くるりは理解しているようです。
この歌は、ただ励ますだけではなく、君の喜びや悲しみも受け入れる優しさが込められています。
君自身を大切にしながら前に進んでほしいという想いが伝わってきます。
また、この歌は”君”の取り組みを見守る”僕”、つまり優しい存在にも焦点が当てられています。
他の曲よりもわかりやすい言葉が使われているのは、おそらく応援歌らしい特徴かもしれません。
人々は大切なものは身近にあると言いますが、”本当の自分”も、探し過ぎなくても近くにあるかもしれません。
自分の内に秘めたまま、気付かないふりをしているかもしれません。
きっと求めている答えや大切な感情も、自分自身が持っていることもあるでしょう。
この歌は、そんな思いを呼び起こさせてくれます。
“ポケットの中”には、私たちの”本当の自分”が詰まっているのかもしれません。

「ポケットの中」歌詞全文はコチラ

なにかを失うことばかり考えて
なにかを失うことばかりおそれて
きみは もう 持っているだろう
きみの手は もう 冷たくないだろう

誰かにやさしくすること考えて
誰かに夢中で なにより傷ついて
きみは まだ 気づいてないんだろう
きみは なぜ 後ろを向くんだろう

思いはずっと ポケットの中にある
思い出はきっと 同じような場所にある
きみの手がずっと ポケットの中にある
知らぬ間にずっと ポケットの中にある

ほんとのことだけ 考えるんだ今日も
ほんとのことだけ 言えるようになりたいな
走れ 犬のように 眠れ 猫のように
息を吸ってまた吐いて 胸いっぱい吸い込んで
生きる

なにかを失うことばかり考えて
なにかを失うことばかりおそれて
きみは ただただ 生きているんだろう
溢れる気持ちは ほんとの気持ちだろう
きみは もう 持っているだろう
きみの 手は もう冷たくないだろう

思いはずっと ポケットの中にある
カレンダーがめくれた 季節は変わるけど
思いはずっと ポケットの中にある
知らぬ間にずっと ポケットの中にあるなにかを失うことばかり考えて
なにかを失うことばかりおそれて
きみは もう 持っているだろう
きみの手は もう 冷たくないだろう

誰かにやさしくすること考えて
誰かに夢中で なにより傷ついて
きみは まだ 気づいてないんだろう
きみは なぜ 後ろを向くんだろう

思いはずっと ポケットの中にある
思い出はきっと 同じような場所にある
きみの手がずっと ポケットの中にある
知らぬ間にずっと ポケットの中にある

ほんとのことだけ 考えるんだ今日も
ほんとのことだけ 言えるようになりたいな
走れ 犬のように 眠れ 猫のように
息を吸ってまた吐いて 胸いっぱい吸い込んで
生きる

なにかを失うことばかり考えて
なにかを失うことばかりおそれて
きみは ただただ 生きているんだろう
溢れる気持ちは ほんとの気持ちだろう
きみは もう 持っているだろう
きみの 手は もう冷たくないだろう

思いはずっと ポケットの中にある
カレンダーがめくれた 季節は変わるけど
思いはずっと ポケットの中にある
知らぬ間にずっと ポケットの中にある