【星のラブレター/THE BOOM】歌詞の意味を考察、解釈する。

君に会いに行くよ 君に会いに行くよ
愛してます 好きにしてよ
君に会いに行くよ

以前、ラジオ番組を聴いていた時、素晴らしい曲だなと感じました。
それ以来、私のお気に入りになっています。

カラオケで歌うと、知っている人からは「またその曲?」と思われることもありますが、ほぼ必ず歌います。

歌詞の中のサビは、相手の了承がない限り、ストーカー行為になってしまうかもしれませんが、会いたいという気持ちが強く表現されていて、そのまま心に響きます。

「愛してます 好きにしてよ」というフレーズの意味について疑問があります。
これは、男性が「愛してます」と言い、女性が「好きにしてよ」と返答する会話なのか、それとも「好きにしてよ」が「好きにさせてよ」または「好きになってよ」という意味なのか、はっきりしません。
この会話は男女のやり取りのように見えますが、その部分がストーカー行為を想起させるため、正確な意味を知りたいと思っています。

もしも本当の意味をご存知の方がいらっしゃれば、教えていただけると幸いです。

庭に出て 月明かりで
暖かい夜に 
君に書いたラブレターを
読み直してみるよ

我ながらよく書けた文だ
3枚も書いた
コオロギが便せんにとまった
失礼な奴だ

や、

朝日通りは 夕飯どき
いつもの野良犬たちが 僕の知らない君の話
ときどき聞かせてくれた

何だか穏やかな光景、豊かな日常が、特別な視点で描かれていて、この世界観に惹かれます。
現在もアーティストとして、グローバルな視点や環境問題に対する意識を持ち続けている宮沢和史の原点が、ここにあるのではないかと私は考えています。

そして、

年をとって命がつきて
星のかけらになっても
昨日聴かせた僕の歌 町中に流れてる

これは、アーティストとしての使命を表しているのではないでしょうか?

亡くなっても作品は残ります。
その作品は、その人ならではの独自性を持ち、後世に残り、歌い継がれ、語り継がれていくことでしょう。

その中に、自分の存在意義を見いだしていると思います。
私自身も同じように考えることがあります。

あんなに楽しかった夏休みだったのに
君のママとも仲良くなったのに

…このような歌詞を読むと、かつてお互いに両親にも紹介し合った女性のことが思い起こされます。
でも、それは過去のこと。
過去は過去であり、現在は現在。
自分の人生は自分のものであり、他人のものではありません。

今は前向きに生きていこうと思えます。
そして少なくとも、かなり昔からこの歌を時折歌い続けている自分がいます。
宮沢さんの思いは、もうすでに実現しているのです。