【僕はここにいる/山崎まさよし】歌詞の意味を考察、解釈する。

「僕はここにいる」は山崎まさよしの1998年にリリースされた8枚目のシングルです。
この曲は、山崎まさよし独自の歌い方と特徴的な声で、温かいメッセージを伝える素敵な楽曲となっています。
また、この曲はあるドラマの主題歌としても使用され、その特別な意味を持つ一曲です。
今回は「僕はここにいる」の歌詞を紹介しながら、この楽曲についてお話しします。

山崎まさよし主演ドラマ「奇跡の人」の主題歌

さらに、「僕はここにいる」は、ドラマ「奇跡の人」の主題歌として注目を浴びました。
このドラマは、1998年10月から日本テレビ系列で約2ヶ月にわたり放送され、山崎まさよしが主演を務めました。
物語は、山崎まさよし演じる男性が交通事故に巻き込まれ、脳死状態から奇跡的に回復するという出来事から展開します。
しかし、彼はその際に記憶を喪失してしまいます。
その後、さまざまな出会いを通じて記憶を取り戻していくストーリーが描かれています。
この作品は、山崎まさよしにとって初のドラマ出演となり、多くの話題を呼びました。

歌詞の意味を考察、解釈

それでは、「僕はここにいる」の歌詞を一緒に見てみましょう。

ため息だけが 静寂に消えていった 帰り道
遠い空 ゆれている 街並

すべてに君の やさしい微笑みが 離れない
手をのばしても 届かない場所にいる

もっと君のこと知りたいよ
悲しみも ささやきも 全部見てみたい
苦しいよ 今度はいつ逢える

まずは歌の冒頭部分をご紹介しましょう。
この部分は別れた後の帰り道を描いており、物悲しい雰囲気が漂っています。
具体的な別れの背景は不明ですが、歌詞からは、自分にとっては望まない別れだったことが窺えます。
その別れはもう振り返ることができないほどのもので、思い出すと、相手の良い面や魅力的なところが浮かび上がってきます。
同時に、欠点やまだ見ぬ一面をもっと知りたかったという後悔も歌詞に表現されています。

遅すぎた出会い 胸にかみしめている 痛いほど
気付いたら 夜は終りはじめてる

うまく君の名を呼べないよ
せつなくて むなしくて つぶされそうさ
わかるかい 僕はここにいる

さらに歌詞の中で、もしも早く出会っていたら、君の多くをもっと知ることができたかもしれないという後悔が表現されています。
この後悔は胸に押し潰されそうで、苦しいものであり、それでも君が戻ってきてくれるかもしれないという微かな希望と、君を待ち続ける決意が、「僕はここにいる」という言葉で表現されているようです。

むくわれない 束の間の夢ならば
せめて 偶然の時だけでも
はかない うたかたの恋ならば
せめて今 君の声だけでも

そして、サビがやってきます。
「せめて」という単語の繰り返しにより、この歌詞が非常に強い願いを表していることが明らかです。
この願いは、「だけでも」というフレーズの後ろに隠されている可能性が高いでしょう。
「偶然の時だけでも」、君に会いたい。
「君の声だけでも」、聞かせてほしい。
このように、どちらも君を感じたいという強い願望がこの部分に含まれていると考えられます。

救われない 痛みだけの気持ちでいい
傷ついても それでかまわない
できるなら 今すぐ抱きしめたい
二人だけの 約束を交わしたい

さらに、その感情がますます強まります。
たとえ君に会うことで自分が傷つくことになっても、それでも君に会いたいという願いを捨てることはできません。
そして、もし君に再び会うことができたら、それを逃すつもりはない、と言わんばかりの想いの強さが歌詞から伝わってきます。

むくわれない 束の間の夢ならば
せめて 偶然の時だけでも
はかない うたかたの恋ならば
せめて今 君の声だけでも

最後に、1番のサビが繰り返されます。
この繰り返しは、感情をさらに確固たるものにし、結びつける効果があります。
歌詞が繰り返されることで、気持ちがより強く伝えられ、歌の締めくくりとして響いています。

まとめ

どうでしたか?
「僕はここにいる」の歌詞は、男性の視点から描かれ、別れた2人の関係に対する後悔と、再び相手に会いたいという強い願望が表現されています。
物語では、主人公が交通事故に巻き込まれ、記憶を失います。
彼は自分自身についての謎を解き明かし、元の自分を受け入れつつ、依然として恋人との関係を維持しようと努力します。
この歌詞は、「奇跡の人」というドラマのストーリーとも一致し、感情的に訴えかける要素がたくさん詰まっています。