【ネタバレあり】漫画「呪術廻戦」19巻の批評と感想。

『週刊少年ジャンプ』で連載中の大人気漫画『呪術廻戦』最新刊の19巻が2022年4月4日に発売されました。

この記事では19巻のネタバレを含めた自由な感想・批評をまとめています。
ぜひ最後までお付き合いください!

さて、18巻では新たに秤金次という男が仲間になりました。
そして『死滅回遊』に参加する他プレイヤーも明らかに。

殺し合いというから、主人公たち以外は恐ろしい呪術師ばかりなのかと思っていましたが、なにやらそうでもないようで…。

伏黒が遭遇したのはそんなに強くなさそうなお姉さん・麗美。
序盤は彼女のおかげで少しホッと…。

しかし、この地での殺しは強制。
「殺さなきゃ殺される」というお姉さんの言葉が真理をついていて、グサッと刺さりました。

『死滅回遊』がいかに恐ろしいゲームなのか少しだけわかった気がします。

普通の回路を持っている人間でも狂わざるを得ない状況ですよね…。
まさに戦争…。

正義か狂気か。
どちらにしても強い意志を持った人間しか生き残ることは許されません。

一方、虎杖も甘井という平凡そうな男性と遭遇。
日車の元へと案内されます。

もっと後の段階で日車と対峙すると思っていたので、これは意外な展開でした…!
少し駆け足な気もしますが、これはまだ序章に過ぎないということでしょうか。

虎杖との交渉に応じない日車。
正義感が強かった弁護士時代とはまったく違い、少し恐怖を覚えます…。
弁護士の頃よりも闇堕ちしてしまった今の方がイキイキしているように見えるのが辛いですね。
正義感が強すぎたからこそ、歪むのは必然だったのかもしれません。

法は無力で、ルールを犯した者を罰することのできる力は素晴らしい…。
そう語る日車の言い分を真っ向から否定することはできません。
しかし、黒か白かに決められないものもこの世にはありますし、日車がどうしてもヤケになっているようにしか思えないんですよね…。
今までみたいに悪に全振りしたようなキャラではないので、複雑です。

そして意見が食い違った二人はバトルに。

日車はさっそく領域展開を発動!
それぞれのキャラに合った能力が見られるのもこの作品の面白い所ですよね。

日車の領域展開は裁判の術式。
まさに彼にぴったりの能力…!

完全に相手のホームなのに冷静に分析し、行動する虎杖。

虎杖ってこれまでも物事をクールに考えることができてるし、本来は肉弾戦より頭脳戦の方が得意なのかな…。
他作品のヒーローとは少し違うところですよね。

人の弱さを醜いと嫌悪してしまった日車と、自身の弱さも認めて突き進む虎杖。

なかなか考えさせられるバトルでした。

意外とあっさり改心した日車には驚きましたが(笑)
まだ心の奥底に良心が残っていたんでしょうか。
それにしては人殺しすぎで同情できないですけど…。

この先またなにかしらで虎杖たちを助けてくれそうですが、幸せな最後はないだろうな…。

一方、お姉さんに着いていった伏黒。
レジィといううさんくさそうなおじさん含め4人とバトルに…!
厳しい戦況とはいえ、容赦なく相手を屠る伏黒の姿に伏黒父・甚爾の面影を感じてしまいます…。

前述した通り、殺さなきゃ殺されるという命がけの戦いですが、どんどん“人間”に戻れなくなっていくようで怖い…。

強さを手に入れなければ大切な人を守れないし、なにも変えることはできません。
しかし、進むたび殺すたびに普通の人間性も失われていくわけで…。
これは真希にも言えることですよね。

そして突如として現れた髙羽!
少し場違いな感じが否めませんが、暗い空気を変えてくれてよかった…!
そして KYのくせに強い(笑)

まだキャラがよく掴めませんが、この髙羽こそ伏黒が闇落ちするのを止めてくれる人物かもしれません。
残虐にならずに強さを手に入れられると伏黒に説いてほしいですね。

それから伏黒は親分的存在のレジィと戦闘へ。

レシートの能力がユニークで面白いですが、見た目に反して意外と手強く…!

追いつめられた伏黒は領域展開を発動!!
形勢逆転か!?
と思われましたがそんなこともなく…。
勝負の行方は次巻へ持ち越しとなりました。

19巻ではデスゲームらしくずっとバトルでしたね!
バトルを通して虎杖と伏黒の対比が描かれているのが印象的でした。
日車と戦ったのが伏黒だったら和解はできなかっただろうな…。

そして夏油(羂索)たち以外にも日車やレジィ、髙羽といった強い呪術師たちがいるんですね。
殺し合わなければいけないのがつらいけど、これからどんな呪術師が出てくるのか気になります!

自分のような人間はもう少しキャラ同士の会話や関係を詳しく知りたいと思ってしまいますが、バトルやその解説、心理描写を中心に描くならそんなに重要じゃないのかな…。
麗美がレジィに依存するシーンでも特に何も思えなくて…。
同じく伏黒みたいに一蹴してしまうわけですが。

キャラの心情描写が薄いとあんまり感情移入できないというか、もう少しキャラに愛着を持ちたいのに残念。

また、モブかもしれませんが個人的には甘井くんも気がかりです…!
虎杖との回想もあったし、地味だけどヒーロー(虎杖)に憧れる姿には共感してしまいます。

また、肉体面でも精神面でも危うい伏黒。
なんとか虎杖や今回登場した髙羽がいい方向へ導いてくれればいいですが…。

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