2021年に初のアニメ映画化が決まり、また単行本もついにシリーズ累計発行部数が5,000万部を突破した「呪術廻戦」の16巻まとめです。
15巻では真人を追い詰めたが、自身も瀕死状態の虎杖はついに宿敵夏油傑に対面しました。
夏油傑は死んだのではなかったのか?何者?そして渋谷事変を起こした真の目的とは?さまざまな謎が16巻ではついに判明!
「呪術廻戦」16巻のあらすじは?
呪霊操術を使う夏油傑と思われる人間とついに対面する虎杖たちですが、強力な呪霊操術の技に手も足も出ません。
そして脹相はこの男が何者かついに理解します。
九相図達を世の中に生み出した憎き男、脹相達の父である加茂憲倫でありました。
そして術式の影響で、血のつながった弟達の異変を感じ取った脹相は、虎杖が弟であることに気づきます。
「全力でお兄ちゃんを遂行する」
脹相の戦う理由がまた生まれました。
高専側は、裏梅や加茂憲倫と戦いますが、絶体絶命のピンチに陥ります。
そこに助けに入ったのは、九十九由基でした。
話し合いますが、最後には夏油は手持ちの呪霊を放ち、消えます。
東京都は壊滅、再び呪霊全盛期の平安の世が始まるのです。
16巻の後半は、虎杖は脹相とできるだけ呪霊を減らすために戦い続けますが、高専側に死刑宣告された虎杖を狙って、禅院直哉と乙骨憂太が現れます。
直哉を倒す脹相ですが、強い呪力を持った乙骨に虎杖共々倒されてしまい16巻は終わります。
夏油傑の正体や目的は?
夏油傑の中に入っていたのは、加茂憲倫でしたが、この名前も彼の一つの名前でしかありません。
16巻の挿絵に書いている羂索という名前が平安時代に使われていた名前のようです。
羂索の目的は、進化した人間の可能性を見たいというモノで、その研究欲望が彼を何千年も突き動かしているようです。
強い人間や呪が見たいというだけで、呪力を持たない人間が生き残れない世界が生まれるなら、地球上のほとんどの非術師が死ぬという選択ですね。
夏油傑が非術師を猿と呼んでいたことから、羂索の目的と一致しているのではないでしょうか?
目的の一致が体を渡すきっかけになったのか?それは不明です。
体を奪われたのは、五条悟が死体の処理を家入に任せなかったから起こってしまった事なのでしょうか?
羂索から体を取り戻して夏油が生き返ればいいのにな〜と思いますね。
「呪術廻戦」16巻がより楽しくなるポイントは?
うずまきの秘密
0巻にも登場した獄ノ番「うずまき」は伊藤潤二の「うずまき」シリーズのオマージュです。
芥見先生はしっかりと伊藤先生に許可ももらって記載しているようです。
うずまきシリーズを読めば、芥見先生がこれから考えている展開など、思考に近づけるかも!?
扉絵は野薔薇が登場
1巻は14巻、2巻は15巻と対比されているとわかった扉絵ですが、16巻は3巻との対比で、釘崎野薔薇が登場しました。
金槌を置いた野薔薇が座っています。
14、15では歩いている虎杖と伏黒=戦い続けている。
であるとすれば、座っている野薔薇は退場を意味するのでしょうか?
生きていることを願うばかりですね。
また17巻の扉絵は4巻の表紙である五条悟が記載されるのでは、と思われます。
なかなか登場してくれない五条の今が気になりますし、早く獄門橿から出てきて欲しいですね。
16巻で羂索に攻撃を全く当てられなかった虎杖たち高専側ですが、獄門橿を取り返すにはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか?
最強すぎて物語から出された五条が恋しいです。
書き下ろしのイラストがかっこいい!
16巻には芥見先生書き下ろしのイラストが挿入されています。
脹層や虎杖、羂索、直哉の他に五条や生前宿儺まで描いてくれて盛りだくさんです!
ピタッとした黒Tシャツの五条や、私服のような脹相が見慣れないのでテンションが上がりますね!
想像よりも五条に筋肉があることがわかる挿絵ですね。
脹相や禅院直哉は一押しキャラ!?
16巻で登場した脹相や直哉はこれからどんどん活躍していきそうですね。
殺伐とした地獄のような物語の中で、唯一の癒しキャラであるお兄ちゃんが、虎杖にお兄ちゃんと呼んで欲しがったりして一押しですね。
真面目だけどどこか天然な脹相ニキを推していきたいと思います。
その反面、直哉はめちゃくちゃクズでは!?
この混沌に乗じて虎杖だけではなく、次期当主の座をめぐっての私的感情で伏黒を殺そうとしているところが、やばそうなやつを醸し出していますね。
しかし見た目がイケメンというところがずるいですね。
この2人が推しになる人が増えるのではないでしょうか?
まとめ
「呪術廻戦」16巻は羂索の目的や正体が分りました。
新キャラも続々と出てきて、ついに舞台が整ったのでしょうか?
新章にますます目が離せません!